「効果的な節約術」のウソ・ホント
「ちりも積もれば山となる」とは言ったもの
電気代、水道代、ガス代などの水道光熱費を筆頭に
小さな節約の積み重ねはやがて家計に大きくかかわってくる
せっせと節電や節水に励んでいる人も多いだろう
しかし、なかには本当に節約になるのか、あやしい方法も…
1)冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はぎゅうぎゅうにするとよい
⇒ホント!
冷蔵庫は中身がパンパンになるほど冷却効率が悪くなり、電気代もかさみます
必要な食材が見つからずドアの開閉時間が長くなるデメリットもあるため
庫内にものを詰め込むのはオススメできません
一方、冷凍庫は隙間なくぎゅうぎゅうにするのが正解!
冷凍された食材がお互いに保冷剤の役割を果たすので
庫内温度が上がりにくく余計な電気を消費しません
2)冷気を逃がさないよう、冷蔵庫内にビニールカーテンをつける
⇒ホントでありウソでもある
スーパーの生鮮食品売り場のように冷蔵庫にカーテンをつけると冷気が逃げるのを
防ぐ効果はありますが、家庭用冷蔵庫の場合、使い方によっては節電にならないことも
カーテンがジャマで食材が取り出しにくくなり
“パッと開けてパッと閉める”ができず開閉時間が長くなってしまうこともあるからです
まずは、冷蔵庫の上に電子レンジを置かないなど
放熱を促す工夫をしたほうが節電効果は高いでしょう
3)エアコンはつけっぱなしにせず、こまめに消す
⇒ウソ!
設定温度まで下がったら一度消し、暑くなったらまたつける…これは間違った使い方です
エアコンは起動時の消費電力量が1kWh(1000Wh)ほどで
その後ゆるやかに電力量が下がります
設定温度まで達した後の消費電力量は100~200Wh
一度オフにして再び冷やし直すより
温度を保ったままアイドリング運転させたほうが電気代はお得です
つけっぱなしで外出する場合も、カーテンを閉めておけば
1時間程度の電気代は4~5円しかかかりません
エアコンは、ズボラな人にやさしい家電です
4)蛇口をほんの少しだけひねって溜めた水は、水道代がタダ
⇒ウソ!
これは紛れもなく都市伝説
このウワサが出回るようになったのは、昭和40年代頃まで水道メーターの性能が
今ほどよくなかったことと関係しています
現在のメーターは、わずかな水漏れですらしっかりカウントするほど精巧
一晩かけて洗面器いっぱいに水を溜めたところで、全部しっかり請求されます
5)PCはスリープモードにせず、毎回シャットダウンする
⇒ウソ!
PCは起動時にもっとも電力を使います
1~2時間ほど作業を中断するくらいであれば、その都度シャットダウンするよりも
スリープモードで待機させておいたほうが省エネになります
また、一定時間キーボードやマウスに触れないと
スクリーンセーバーが作動する設定も解除すべき
使用しない間は画面が真っ暗になるスリープモードと違い
映像が動くスクリーンセーバーはかえって電力を使ってしまいます
6)蛍光灯はつけっぱなしのほうがいい
⇒ウソ!
“蛍光灯を何度もつけたり消したりすると、ものすごく電力を消費する”と
昔から言われていますが、これはただのイメージにすぎません
確かに点灯時、一時的に電力が上がる仕組みではありますが
電気代に影響するほどではないので安心して
人のいない場所はこまめに消す シンプルな節電を徹底しましょう
7)野菜をゆでる時はガスよりも電子レンジを使う
⇒ホント!
レンジのほうが調理時間が短く済むため、ガス代の節約になります
省エネルギーセンターの検証によると、毎日野菜をゆでる場合
ほうれん草などの葉野菜は年間で約860円、ブロッコリーなどの果菜は年間で約930円
ガスよりレンジを使ったほうがお得との試算が出ています
少量だけ使いたい一人暮らしであればなおさら 洗い物も減り水道代の節約にもつながります
コツコツ実践していた節約術が、実は意味のないものだった…なんてこともあるかも
哀しい努力を続けぬよう、今一度見直してみることをオススメしたい
電気代、水道代、ガス代などの水道光熱費を筆頭に
小さな節約の積み重ねはやがて家計に大きくかかわってくる
せっせと節電や節水に励んでいる人も多いだろう
しかし、なかには本当に節約になるのか、あやしい方法も…
1)冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はぎゅうぎゅうにするとよい
⇒ホント!
冷蔵庫は中身がパンパンになるほど冷却効率が悪くなり、電気代もかさみます
必要な食材が見つからずドアの開閉時間が長くなるデメリットもあるため
庫内にものを詰め込むのはオススメできません
一方、冷凍庫は隙間なくぎゅうぎゅうにするのが正解!
冷凍された食材がお互いに保冷剤の役割を果たすので
庫内温度が上がりにくく余計な電気を消費しません
2)冷気を逃がさないよう、冷蔵庫内にビニールカーテンをつける
⇒ホントでありウソでもある
スーパーの生鮮食品売り場のように冷蔵庫にカーテンをつけると冷気が逃げるのを
防ぐ効果はありますが、家庭用冷蔵庫の場合、使い方によっては節電にならないことも
カーテンがジャマで食材が取り出しにくくなり
“パッと開けてパッと閉める”ができず開閉時間が長くなってしまうこともあるからです
まずは、冷蔵庫の上に電子レンジを置かないなど
放熱を促す工夫をしたほうが節電効果は高いでしょう
3)エアコンはつけっぱなしにせず、こまめに消す
⇒ウソ!
設定温度まで下がったら一度消し、暑くなったらまたつける…これは間違った使い方です
エアコンは起動時の消費電力量が1kWh(1000Wh)ほどで
その後ゆるやかに電力量が下がります
設定温度まで達した後の消費電力量は100~200Wh
一度オフにして再び冷やし直すより
温度を保ったままアイドリング運転させたほうが電気代はお得です
つけっぱなしで外出する場合も、カーテンを閉めておけば
1時間程度の電気代は4~5円しかかかりません
エアコンは、ズボラな人にやさしい家電です
4)蛇口をほんの少しだけひねって溜めた水は、水道代がタダ
⇒ウソ!
これは紛れもなく都市伝説
このウワサが出回るようになったのは、昭和40年代頃まで水道メーターの性能が
今ほどよくなかったことと関係しています
現在のメーターは、わずかな水漏れですらしっかりカウントするほど精巧
一晩かけて洗面器いっぱいに水を溜めたところで、全部しっかり請求されます
5)PCはスリープモードにせず、毎回シャットダウンする
⇒ウソ!
PCは起動時にもっとも電力を使います
1~2時間ほど作業を中断するくらいであれば、その都度シャットダウンするよりも
スリープモードで待機させておいたほうが省エネになります
また、一定時間キーボードやマウスに触れないと
スクリーンセーバーが作動する設定も解除すべき
使用しない間は画面が真っ暗になるスリープモードと違い
映像が動くスクリーンセーバーはかえって電力を使ってしまいます
6)蛍光灯はつけっぱなしのほうがいい
⇒ウソ!
“蛍光灯を何度もつけたり消したりすると、ものすごく電力を消費する”と
昔から言われていますが、これはただのイメージにすぎません
確かに点灯時、一時的に電力が上がる仕組みではありますが
電気代に影響するほどではないので安心して
人のいない場所はこまめに消す シンプルな節電を徹底しましょう
7)野菜をゆでる時はガスよりも電子レンジを使う
⇒ホント!
レンジのほうが調理時間が短く済むため、ガス代の節約になります
省エネルギーセンターの検証によると、毎日野菜をゆでる場合
ほうれん草などの葉野菜は年間で約860円、ブロッコリーなどの果菜は年間で約930円
ガスよりレンジを使ったほうがお得との試算が出ています
少量だけ使いたい一人暮らしであればなおさら 洗い物も減り水道代の節約にもつながります
コツコツ実践していた節約術が、実は意味のないものだった…なんてこともあるかも
哀しい努力を続けぬよう、今一度見直してみることをオススメしたい
もう何ヶ月「なし状態」?潰れたか・・・(-"-;)